こんにちは、ニライ・カナイ研究所の照屋です。
先日、那覇法人会、主催のAI活用セミナーで講師を務めさせていただきました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。そして、会場の手配から当日の運営まで細やかにご準備いただいた法人会の皆さまに、心より御礼申し上げます。おかげさまで、とても温かい雰囲気の中でお話しすることができました。
当日はアンケートにもたくさんご協力いただきました(回答数64件)。せっかくの貴重な声ですので、結果をご紹介しながら、感じたことを少しお伝えしたいと思います。
どんな方にご参加いただいたか
ご参加いただいた方の約7割(68.8%)は一般社員の方で、役員の方が17.2%、経営者の方が12.5%でした。「現場でAIを使う立場の方」がこれだけ多く来てくださったのは、とてもうれしいことです。
業種は士業・専門サービス業の方が最も多く(32.8%)、建設業、卸・小売業の方などが続きました。従業員規模は51名以上の会社が約3割、11〜20名が約2割と、小規模から中規模まで幅広い会社からお越しいただきました。

「本日のセミナーは参考になりましたか?」
5段階評価で平均4.38をいただきました。
「5」が56.3%、「4」が32.8%で、約9割の方が「参考になった」と答えてくださいました。ありがとうございます!
一方で、「2」をつけてくださった方も5名いらっしゃいました。ご期待に十分お応えできなかった部分があったと受け止め、次回以降の内容づくりに活かしてまいります。
特に役に立った内容ランキング
ダントツの1位は「学習オフ・情報の3段階ルール」でした。便利な使い方そのものよりも、「安心して使うための守り方」に一番関心が集まったのが印象的です。契約書チェックや日報づくりなど、明日からすぐ試せる実務ネタも好評でした。

見えてきた「AI活用のいま」
アンケートから、会社でのAI利用について、こんな実態が見えてきました。
▶ 個人のアカウントで使っている方が約半数
「個人の無料版を使っている」が36.5%、「個人の有料版」が11.1%。一方、会社が支給したAIを使っている方は合わせて約27%でした。「まったく使っていない」は25.4%です。

▶ 社内ルールが「ない」会社が半数以上
AI利用のルールが「ある」会社は17.5%にとどまり、「ない」が52.4%、「検討中」が25.4%でした。

▶ 一番の困りごとは「情報漏えいが心配」(70.5%)
続いて「社員教育」(49.2%)、「何から始めればいいかわからない」(37.7%)でした。

つまり、「現場ではもう個人でAIを使い始めているけれど、会社としてのルールはまだない。だから情報漏えいが心配」という会社が多い、ということです。
3段階ルールに関心が集まったのも、まさにこの不安の裏返しなのだと感じました。

これから詳しく知りたいこと
「詳しく知りたいもの」では、「社内AIルールづくり」が67.7%と圧倒的でした。
ほかにも、AI番頭(窓口・問い合わせ・多言語対応)が29.0%、AIスタジオ(チラシ・パンフレット作成)が25.8%、ライモBiz研修教材(社員教育)が24.2%と、それぞれ関心をお寄せいただきました。

AIは「禁止」するより、「安全な使い方を決めて、みんなで上手に使う」ほうが、会社にとってずっと大きな力になります。
ルールづくりは、難しく考えなくても大丈夫です。まずはA4一枚の「最低限の約束ごと」から始めるだけでも、安心感はぐっと変わります。
おわりに
AIは「禁止」するより、「安全な使い方を決めて、みんなで上手に使う」ほうが、会社にとってずっと大きな力になります。
ルールづくりは、難しく考えなくても大丈夫です。まずはA4一枚の「最低限の約束ごと」から始めるだけでも、安心感はぐっと変わります。
改めまして、ご参加いただき本当にありがとうございました。皆さまの会社のますますのご発展を、心よりお祈りしております。
